投資の話 株編2
2002-01-07のコラム
- さて国内に話は戻って、日本の外貨の大黒柱、トヨタが減収減益になるとどうなるでしょう。
欧米の景気後退で、贅沢品でもある車は売れにくくなり、ただでさえ販売台数が落ち込んでいる所へ、円高のダブルパンチです。
トヨタは大企業です。その系列会社はすごくたくさんありますし、さらにその取引先となるとネズミ講のように増えていきます。
その全てが影響を受けます。
例えばあなたの今月の給料が何らかの事情で、いつもより大幅に少なかったとします。貯金もあまりなく、毎月自転車操業なのにです。
まず出費の削減ですよね。飲みに行く回数を減らして、休日はできるだけ家で過ごしたり。
ギリギリの節約生活をしている所に、知り合いの結婚式があり、ご祝儀を包まなくてはいけなくなりました。でも手もちのお金が無いとき、どうしますか?
そう、親兄弟、街金などでお金を借りますね。
これと同じ事を想像してみて下さい。
売り上げが少なくなったトヨタは、まずコストダウンを試みるでしょう。
販売台数も少なくなったので、下請けの受注量も減りますね。
これでは親分トヨタに商品を卸したり、サービスを提供してお金を稼いでいた企業は売り上げが減りますね。
売り上げが減っても、支払うものは支払わなくてはいけません。
従業員の給料、設備費、売掛金などなど。
お金が無いのに払わないといけない物があるときは、やはりどこかからお金を借りるしかありませんね。
企業の場合は銀行、信用金庫などです。
トヨタを例に出しましたが、輸出を行っている企業はどこも大体同じ状況だと思って下さい。


