なにに投資する? 不動産編2
2008-08-29のコラム
- 80年代後半の不動産バブルが弾けたあと、不動産投資はキャピタルゲイン(不動産の値上りによる利益)よりもインカムゲイン(家賃収入などの安定収益)に重点が置かれています。
しかしインカムゲインだけで十分な収益を上げるのはとても大変です。
たとえばマンションを一棟持った場合、地価の下落にあまり影響を受けないとはいえ、人が入らない事には収入が入らないので、空き室を埋めるための広告費用。
建物は老朽化しますので、その修繕費用など。
購入した後も色々費用が掛かります。
物件購入のローンも返済しながらだったら、高々利回り5%ではいくらも手元に残りませんよね。
これくらいの利回りだけでは専業で食べていけそうにありませんから、当然キャピタルゲインが重要になってきます。
今でも不動産投資のプロも居るには居るのですが、その世界に一般投資家が立ち入るスキはあるのでしょうか?
彼らは業者間で物件のやり取りをしているので、その物件情報が一般に公開される事はありません。
公開される時には、数人のプロが利益を上げた後、倍以上の値段になっているのです。
バブルの頃であれば、はじけるまでは土地価格が値上がり続けてましたから、一般投資家でも儲けを出せたのですが。
安定した副収入として考えるならインカムゲインだけでも十分かもしれませんが、より多くの利益を出そうと思っているならば不動産投資は入り口が狭そうです。
あまり甘くないでしょう。


